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こどもとおとな 演劇のトビラ『パンチネロ ~たいせつなきみ~』の製作発表記者会見を取材してきました
FFAC(福岡市文化芸術振興財団)プロデュース公演
こどもとおとな 演劇のトビラ『パンチネロ ~たいせつなきみ~』の
製作発表記者会見に参加してきました。
日本でも大ヒットしたマックス・ルケードの絵本
「たいせつなきみ」シリーズを原作に、本格的な舞台作品として、
この夏、福岡で日本初上演されます。
物語のあらすじは、
彫刻家・エリにつくられた木彫りのこびと・ウイミックたちは、
毎日、相手のよいところを見つけたらお星さまシール、
だめなところを見つけたら灰色のだめじるしシールを貼り合って暮らしています。
主人公のパンチネロは、だめじるしシールばかりもらってしまって落ち込む日々。
でも、ある日シールがひとつもついていない
不思議なウイミック・ルシアに出会って・・・?
今回、劇中1シーンのパフォーマンスもあり、
実際に衣装をまとったパンチネロとルシアの
出会いのシーンを見ることができました。
脚本家の島田佳代さんは、
「絵本を読んだ時、自分とパンチネロが重なる部分がすごくあって、
自分に自信がなかったり、色んなことに迷ってしまったり、
どうして自分はこうなんだろうと考えたり・・・。
たぶんそういう気持ちは皆さんもっていらっしゃると思うんです。
この作品を見ていただくことで、『自分はそのままでいいんだ』と
確認できるような舞台にできればと思い脚本を書きました。」
と上演に向けてコメント。
また、演出家の広瀬健太郎さんは、
「バリバリのエンターテイメントに!大人が見たらびっくり、
子どもには『将来芝居をやりたい!』と思うような芝居を作りたい。
原作最高、脚本最高、制作陣も完璧、衣装も素敵、
舞台も凝っている、スタッフキャストも熱のある人がたくさんいる。
これでおもしろくなかったら演出のせいだと思って心してかかりたい。」
と熱く面白く語られました。
インターネットの普及によって、様々な情報を簡単に入手できる現代、
人と比較したり、比較されたり、現代の人間の世界も
ウイミックたちの世界と似ているのではないでしょうか?
こどもにとってもおとなにとっても、この舞台を見た後、
自分や身近な人を愛おしく思えるのでは・・・?!
と期待膨らむ製作発表記者会見でした。
ぜひ、この夏、親子で一緒に演劇のトビラをノックしてみてはいかがでしょうか。
託児サービスもあるので、小さいお子さまをお持ちのファミリーにもおすすめです。
【公演情報】
- 8月10日[日]14:00開演(13:30開場)博多市民センターホール
- 8月23日[土]14:00開演(13:30開場)さいとぴあ多目的ホール
[上演予定時間]70分
[チケット料金(前売・税込)]
大人:1,500円/子ども(小学生~高校生):500円
親子券①(大人1枚+子ども1枚):1,800円
親子券②(大人1枚+子ども2枚):2,200円
[チケット発売日]6月10日[火]10:00~
↓↓↓詳しくは、こちらをご覧ください。