ミュージカル『美女と野獣』のリハーサルを取材してきました！

　こんにちは。『子づれ DE CHA・CHA・CHA!』編集部です。
新学期が始まって、新しくおけいこを始めたお子さんもおられるのではないでしょうか？
バレエやダンスなど体を動かすおけいこはますます人気、
いつか舞台に立ちたい！という夢を持つお子さんもいらっしゃることでしょう。

　編集部はそんな夢の舞台、ミュージカル『美女と野獣』のリハーサルを取材してきました。
劇団四季はロングラン公演中でも毎日稽古を行い、動きやセリフの確認をしています。
取材したこの日は酒場のシーンが中心。
ヒロイン・ベルにフラれた町の“人気者”ガストンを励ますため
町のみんなでビールを飲みながらマグカップをぶつけて音を鳴らす
賑やかなダンスが見どころです。



　「ただ大きく動くだけじゃ嘘臭さが伝わるだけ！身体と中身をもっと連動させて！」「お腹から声を出して！」
「テンションが高いだけで流されないように！」
　リハーサルの途中で、公演委員長やダンスキャプテンから厳しい檄が飛びます。そのたびにシーンはストップ。
俳優さんは大きくうなずき、指摘された動きを体現してゆきます。
その真剣な表情からは一回一回の公演を最高のものにしようという緊張感と意気込みが伝わってきました。
またリハーサルを重ねるごとに音楽や照明が加わって、
少しずつ本番の舞台に近づく様子を観られることも貴重です。



　その後は、俳優さんへの質問コーナーが。
当日の参加者から集まった質問用紙を5人の俳優さん自身が箱から引き当て、楽しい会話を交えつつ答えてくれました。
　いろんな質問があったのですが、
「『美女と野獣』のなかで好きなシーンはどこですか？」
という質問に、女性アンサンブルの西田ゆりあさんは、
「魔法でモノに姿を変えられたお城の召使い達がベルを
歓迎する『Be Our Guest』が大好き。アニメから飛び出した
ように華やかなシーンですが、その分踊りはきついんですよ」
と笑顔で回答。
ほかにも「今後、やってみたい役は？」という質問に、
ガストン役の髙橋基史さんは「ビースト（野獣）の役をやってみたい」とのこと。
ガストンと野獣が一緒に舞台に出るシーンはほとんどないので、
裏で見聞きして学んでいるのだそうです。
俳優さんの勉強熱心さが垣間見えますね！



　このように普段は観られない緊張感たっぷりのリハーサルの様子と、
俳優さんを身近に感じられる（ジャージ姿も新鮮です(笑)）「リハーサル見学会」は、
5月18日（水）、26日（木）31日（火）、6月1日（水）
にも行われます。
当日のチケットを持っている方ならどなたでも参加OK！
（参加方法：15時45分〜16時10分の間に参加人数分の
　当日チケットを劇場イベント受付までお持ちください）

「夢の世界」に立つためには日々の積み重ねが大切だと分かる
良い機会にもなりますよ。目標にむかってがんばるお子さんと
一緒に参加されてみてはいかがですか？


※ミュージカル『美女と野獣』福岡公演
公演期間：2016年8月28日（日）まで
会場：キャナルシティ劇場（福岡市博多区住吉1-2-1）
料金：S席9,800円　A席8,000円　B席6,000円　C席3,000円
　　　ファミリーゾーン　S席子ども5,000円　A席子ども4,000円　
　　　※子ども：公演当日3歳以上、小学6年生以下
予約：劇団四季 予約センター　0120-489444（10～18時）
　　　SHIKI ON-LINE TICKET  https://www.shiki.jp/tickets/　
　　　ほか
 


　なお、6月までの平日公演では、本番で使用されている
小道具が舞台ロビーに並び、5月中は「ガストンチェア」などが
展示されています。さらに5月26日（木）の夜公演は、
「Be Our Little Guest」として小学6年生までのお子さまへ
オリジナルのフェイスシールがプレゼントされますよ。
イベントいっぱいの劇場へぜひどうぞ！