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タイ少数民族の子どもたちに夢を~教育里親になってみませんか~
タイ北部チェンマイの山奥に、
少数民族の子どもたちの寮「サーンファンサンティパープ財団」はあります。
少数民族の人々の多くは言語の違いなどから低賃金の仕事しか得られず、
親から子へと貧困の連鎖が続いています。
売春によるエイズ感染、麻薬の密売や中毒も多く、
心身を病んだ親が子を手放すことも珍しくありません。
こうして捨てられた子どもたちは闇社会で売春をさせられたり、
臓器売買の被害者になったりしているのです。
「サーンファンサンティパープ財団」は、
子どもたちが犯罪に巻き込まれないよう自立するための教育の機会を提供し、
協力し合う心を育てるための家庭的な施設です。
運営している日本人の山本敏幸さんは、タイ人の奥さんと共に、
子どもたちの父として学校に通わせ、日常生活の指導をしています。
財団の主な収入は寄付。
山本さんはこれまで、タイ国内だけでなく日本の支援者を自ら訪ね歩き、
年間380万円の運転資金をまかなってきました。
しかし、この夏、山本さんはガンを患い、支援金集めに出向くことができなくなってしまいました。
助産師の平田喜代美さんは、2000年の設立当初から財団の資金援助に取り組んでおり、
山本さんの窮状を手紙で知り、支援金をタイに持参する準備をしています。
財団全体への寄付のほか、子どもの「教育里親」になるという支援方法があります。
年1万5千円の学費を送り、遠くからその子の成長を見守るという方法です。
グループで教育里親になり、これまでに何人もの子どもたちの成長を見守ってきた母親たちもいます。
教育里親には、育てている子どもから手紙と写真が届き、成長を実感することが出来ます。文通の楽しみもできます。
1人では無理でも、お友達を誘って、タイの子どもたちの里親になってみませんか。
平田さんを中心とする支援グループでは、10月末までの財団への寄付と教育里親を募っています。
【連絡先】
平田母乳育児コンサルタント
TEL 092-715-1836
【ゆうちょ銀行振込先】
1740-6-139147
タイのめぐまれない子供たちを支援する実行委員会