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微粒子状物質濃度(PM2.5)の上昇に注意を!

公開日: 2020年02月02日
ドクターガイド

最近よく耳にするようになったPM2.5の問題。日本各地に飛散し、多くの人の健康への影響が懸念されています。

そもそもPM2.5とは、大気中に浮遊する直径2.5μm(マイクロメートル)以下の微小粒子状物質のこと。髪の毛の太さの約30分の1と非常に小さいため、肺の奥まで入りやすく、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器疾系疾患への影響のほか、肺がんリスクの上昇なども懸念されています。ぜんそくやアトピーなどの持病がある人や小さなお子さんは症状がより強く出てしまうため要注意。お子さんの咳や皮膚の状態で気になることがあれば、早めに小児科や皮膚科のかかりつけ医に相談しましょう。

飛散は偏西風の影響を受けやすく、PM2.5濃度が基準値を超えた場合は、吸入をできるだけ減らすため可能な限り外出を控えましょう。室内でも換気や窓の開け閉めを必要最小限にする対策を。また、タバコの煙も周囲のPM2.5濃度を大きく上昇させるため注意が必要です。

HPや電話から大気環境測定値を確認することができます

福岡県の大気環境HP

福岡市の大気環境HP

福岡市PM2.5ダイヤル:050-3000-2500
(市内9測定局におけるPM2.5予測情報と測定値)
※環境省「微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報」ほか参照

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