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東日本大震災の経験が今の私を作っています

ワーキングママスタイル

看護師として訪問看護の職場で働く傍ら、月に1回ベビーマッサージのインストラクターとしても活躍する本郷さんは、5歳と1歳のママでありながら、フレキシブルな毎日を送っています。

仕事以外にもイベントやコンサートで素敵な歌声を披露する「ママゴスペラーズ福岡」のメンバーでもあり、ほかにも毎日ランニングを実行、趣味が高じてマジシャンとしての顔を持つなど、ママ&主婦業を合わせると、なんと7つの顔を持つスーパーウーマン。

今でこそ自分のやりたいことを存分に楽しんでいますが、結婚前に東日本大震災を経験。「結婚を3ヵ月後に控え、仙台に住んでいた時に震災に遭いました。当時、私は看護師、夫は仙台空港で働いていて、勤めていた病院は一瞬で戦場、津波で見慣れた街は一瞬で様変わりしました。2日間全く連絡が取れずに病院の屋上で患者さんたちと避難していたら、泥まみれの彼が迎えに来てくれて…」。震災の経験から、「生かされていることに感謝。今日という1日を大切にしよう!」と強く思うようになったそう。

シフト制の旦那さんとは密にスケジュールを確認。保育園の送迎も含めて旦那さんの協力がなければ、当然ながら7つの顔を持つのは難しいといいます。「看護の仕事は、ずっと続けたいです。パワフルな女性になりたい」。辛い経験を糧に、人生を充実させている本郷さんです。

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