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笑顔を取り戻して前向きになってほしい

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笑顔を取り戻して前向きになってほしい
「抗がん剤で悩む子どもとママに頑張れウィッグをプレゼント」

佐賀県医療センター好生館の小児科部長である稲田先生は、小児がん専門医として約30年、病と戦う子どもたちを見てきました。1年間で約1万人に1人が発症するといわれる小児がんは、医学の進歩により、今ではほとんどが治るといわれています。「頑張って治療をして元気になって、問題はその後なんです。院内学級で勉強していても、学校に戻ると勉強についていけなかったり、抗がん剤で髪の毛が抜けてしまい、学校に行きたくなかったり…。特に髪の毛は一番気になるところ。そんなコンプレックスを何か1つでも減らして精神的なサポートをしたいと思い、”NPO法人パルサポートキッズの会“を立ち上げました」。

毛髪が原因でいじめや不登校にならないよう、子どもたちに無償で医療用ウィッグを提供することを目的としたこの団体は、小児がんの権威である中川原章先生をはじめ、医療関係者を中心にさまざまな方の協力によって設立されました。長期治療で医療費の負担が大きく、なかなかウィッグが買えないという現実に、一人でも多くの子どもを笑顔にしたいという想いで運営しています。またこれまでの活動を通じて、抗がん剤で脱毛に悩む女性の多さも改めて実感し、ひとり親家庭のママやAYA世代と呼ばれる子どものいる39歳までのママにも婦人用医療ウィッグをプレゼントしています。

「辛い治療に耐え、試練や困難を乗り越えたことを力にして、その後の長い人生を家族と一緒に頑張ってもらいたい。」と、今までたくさんの患者さんを見守ってきた稲田先生からの熱いメッセージ。そんな稲田先生が今力を入れているのが、小中学校でがん教育をすることです。「がんについて正しく理解することで、偏見がなくなり、結果的にがん患者へのケアとなると思います。お陰さまで今後、学習指導要項に入ることになりそうです」。

現在、団体継続のために薬局や美容室などに募金箱を設置し、理美容室を対象にウィッグカットの加盟店も募集中。ぜひ、皆さまのご理解とご協力をお願いします。

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