福岡市早良区

ありた幼稚園

明るくやさしい、のびのびした子どもを育てる

自学自習をモットーに子どもの探究心を高める

　1963年創立の伝統あるありた幼稚園では、自学自習の姿勢を大切にした保育を行っています。3つのエリアに分けられた広い園庭には、子どもたちが自発的に遊びを創作したり工夫したりする意欲を高めるためにあえてあまり遊具を置いていません。「園では、ちょっと難しいことにチャレンジしたいという子どもの探究心を大事に育てています。褒めて認めてあげることで、子どもたちはとびきりの笑顔を見せてくれます。昨日できなかったことが今日できるようになっていたり、日々の成長に私たちも感動の連続です」と目尻を下げる末松園長先生。

　カリキュラムでは、歌で進行する劇「オペレッタ」を教育の重要な手段として取り入れています。オペレッタとは“小さなオペラ”のことで、劇を通じてみんなで力を合わせることの素晴らしさを学び、思いやりの心が生まれるといいます。また、劇中のせりふには美しい言葉がたくさん出てくるので、感性も豊かになり、ありた幼稚園の情操教育に無くてはならないものになっているそうです。その他にも、専任の先生が指導する「音楽教室」や、楽しく英語に親しむことを目的とした「英語教室」、丈夫な体と運動能力を養う「体育教室」など五感をフルに使った楽しい時間が盛りだくさんです。さらに、自分のペースで進められる読み書きの教材も導入しており、お友達と一緒に進めていくことで自学自習の精神づくりにも役立っています。

４年保育（満3歳児）
いちご組＆ことり組

　ありた幼稚園には、4年保育（満３歳児対象）の最年少クラス「いちご組」と「ことり組」があります。

　両クラスともに、月曜日から金曜日まで、毎日登園しています。最年少クラスの一日は、自由遊びから始まり体操やお絵かきの時間、読み聞かせの時間、おやつや給食の時間もあります。入園当初はとまどっていた子どもたちも、同じ年齢のお友だちと同じ時間を過ごすことで、規則正しい生活を少しずつ身に付けていきます。