あなたはお風呂好きですか？

先日、ある豪邸の設計鑑定をいたしました。風水チェックです。

全体的にはお洒落でモダンな建築なのですが、注目したのは、とても広々としたバスルームが南東に拡がっていること。更にその奥には６畳の露天風呂が･･･。

お風呂がとても大好きな人にとって、そこはとても大切な部屋。心身ともにリラックスする最高のリラクゼーション空間です。特に露天風呂は湯に浸かりながら瞑想できる、非日常の空間でもあります。毎日のストレスや疲れが尋常でないその家の主にとって、素晴らしい癒しの空間です。
しかもそれが本人の吉方位にあるので活き活きと活力が漲ってくることでしょう。また、南東という方位は水ととても相性が良いのです。活き活きとした露天風呂は人脈を広げ、仕事運や愛情運をアップしてくれることでしょう。 問題はメンテナンスがとても大切だということ。常に綺麗に掃除をして清潔にしないといけません。これがうまく出来ないと一転、マイナス要素が強くなり、人脈にヒビを入れることになります。

この家の図面では、脱衣所もバスルームもその奥の露天スペースも、ほぼ同じ広さ。これでは単調なリズムのない空間になってしまいます。洗面付近から立って奥の露天スペースを眺めた場合にもう少しロケーションに変化があったほうが面白い。あえて露天風呂はやや小さめに造り神秘性や奥行き感をかもし出す造りを提案しました。空間にはメリハリ必要です。単調だと退屈な空間に終わってしまいます。また仕上げの素材やカラー、組み合わせにも工夫やサプライズが必要でしょう。そして最後に小さくても生きた緑を置くこと。植物がそこに存在するだけで癒しの空間に。あなただけのとっておきのバスルームが出来上がります！

東の露天風呂･･･これは私が自分の家の設計の際に個人的にしたいことです。できれば東に仕事部屋があり、その先に張り出した庭部分に露天風呂があると最高です。朝日を浴びた木々を眺めながら湯に浸かり、イメージを拡げ瞑想する。夜は星空も眺められます。人工的なＢＧＭなど必要ないのです。なぜなら自分を包む季節の息吹や自然からのメッセージが聴こえてくるから。本来自宅というものは、誰がなんと言おうと思いっきり自分仕様で良いのです。

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