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がんと闘いながら子育てをしているママの力になりたい

アクティブママスタイル

支えられ、支え合って… 共に前を向いていけるようにサポートする団体

九州大学病院乳腺外科の勤務医として働く金城さんは、3児のママ。医療の現場で乳がんと闘うママたちを近くで見ています。

2016年10月、故小林麻央さんがブログで初めてがんとの闘病生活を公表したことで、世間が広く認識した乳がんですが「がんと闘いながら子どもにもっと伝えたいことがあるのに、それが叶わずに亡くなっていく母親たちの姿を目の当たりにし、同じ母としてやりきれない思いが募りました。」と、金城さん。がんと分かっても受け入れることが出来ずに子どもに黙っていたり、元気になったら一緒に何かをしようと、治療が先で子どもとの時間を後回しにしてしまうママたちがほとんどだそうです。

NPO法人「がんのママをささえ隊ネットワーク ETERNAL BRIDGE」はそんな同じ立場の人たちが集まって語り合い、ホッとできる交流の場を作りたいとの思いで、まずは「かたり場」を立ち上げました。コンサートや親子のイベントなども定期的に開催しています。映画「はなちゃんのみそ汁」はがん闘病中のお母さんが娘のはなちゃんにみそ汁の作り方を教えた有名な話があります。「例えばみそ汁を作っていると、母と共に生きているんだと感じたり、ふとした瞬間にそばにいるような感覚や、絆があってこそ母の存在を感じるのだと思います。そのような、子どもに残しておきたい思いや技術などを伝えられる気持ちの余裕が持てるようなお手伝いができればと考えています。

このNPO法人の運営や継続方法など課題はありますが、この会から同じ立場の人が知り合い、治療と子育てを前向きに捉えられるようになってほしい、子育てしながらがんと闘っているママたちへの社会の理解も促していきたいです。」と話してくれました。もちろん、そんなママたちを支える存在の「パパの会」も年に1回は開催されています。

みなさまのこの活動への応援と理解をお願いします。

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