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夢をこの手に!目指せ東京オリンピック!【ウエイトリフティング】柳田瑞季さん

 2020年、東京オリンピックはもう目の前まで来ていますね。その東京オリンピックに出場するために日々練習に励んでいる福岡の選手を取材しました

ウエイトリフティングを始めたのは高校から。毎日の積み重ねが記録を生む

 中学時代にやっていた柔道の先生から、ウエイトリフティングを紹介してもらったことがきっかけで、高校から始めました。ウエイトリフティングは、スナッチとクリーン&ジャークという2つの種目で3回ずつバーベルを持ち上げ、ベストの記録の合計で競います。練習の成果が数字(記録)に表れる競技なので、毎日、練習を重ねて、自分が頑張った分だけ数字でわかるのが楽しいところです。

初めて出場した全国大会。優勝したのは、自分と同じ高校1年生だった

 競技を始めて3か月で、全国大会に初めて出場。成績は悪くても、出場できたことに喜びを感じていましたが、自分と同じ歳の八木かなえ選手(2度オリンピック出場)が優勝したのを見て、意識が変わりました。どんな練習をしたら、上手くなるのかを考え、今まで以上に練習に取り組みました。

今まで一番嬉しかったのは2017年の全日本選手権優勝。努力が実った瞬間

 いろいろな大会に出場したり、合宿に参加したりすると、たくさんの優秀な選手の練習を見ることができ、練習内容や競技に対する姿勢を見直すきっかけになります。どんな練習をしたら、より重いバーベルを挙げることができるのか、どんな食事をしたら良いのかなどを考えるようになり、まずは、体をつくるためのトレーニングから変えていきました。体をつくり、毎日練習し、全日本選手権で優勝した時は本当に嬉しかったです。

何事も好きになること、あきらめずに続けること、チャレンジすること!

 習い事も勉強も、好きな気持ちを忘れず、あきらめずに続けることが大切だと思います。続けることで、練習が積み重なり、できることが増えていきます。小学生のみんなには、好きなことや興味があることに何でも挑戦して欲しいですね。