運転免許証の更新

もうすぐ年女の誕生日を迎える私は今日、免許証の更新のため、花畑にある運転免許試験場に行きました。過去3年以内に違反している（高速で速度違反でした）青カードさんなので、２時間の講習つき。分かっていても、やはり「うざいなー」という気持ちをぬぐいきれないまま、教室へ。同じような気分であろうその他３０人ぐらいの皆さんと一緒でした。　配られたのは、「交通の教則」「人にやさしい安全運転」そして「免許取り消しになった人達の声、遅すぎた反省」という小冊子。私の隣に座ったダウンジャケットのおじさんが、講習の間、唯一読み耽っていたのが「遅すぎた反省」でした。これは福岡県警が作成したもので、飲酒運転やら違反累積、交通事故で免許取り消しになった人たちが寄せた感想文を、ひたすら掲載しています。私も読みふけりました。「免許証をなくすのは、人生をなくすのと同じ」「失くしてから初めて分かった」「人をあやめて、私も家族も。。。」こういう体験者のお話は、リアリティがあるだけに、私でさえ「やっぱり安全運転だよね、うんうん」と納得。
（ハンドルネーム：たいやきたいちゃん）

そして最後にみた、ビデオ。それは１歳の息子と父をのこして、母と娘が突然事故死してしまった家庭のドキュメンタリー。４０歳前後のパパが、２歳の息子と二人きりで生活する様子に、私は思わず自分の息子と夫を重ねてしまい、嗚咽しそうになってしまいました。この方は、ビデオに登場するのも辛かっただろうに。
　しかし、こういうビデオが一番利く。多分、私の隣の、トラック運転手かもしれないおじさんも、何か心にのこったものがあるはず。

そんなわけで、「うざいなー」と思って受けた講習、受けて良かったです。安全運転するぞー！