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料理の腕前

公開日: 2007年05月28日
久しぶりのゆっくりした日曜日、お昼ご飯に一人分のサンドイッチを作ってみた。
まだ子供が小さかった頃は、パンメニューにもバリエーションがあった。
私の子供は女の子二人だが意外と朝からよく食べるし、好き嫌いがない。
メニューは、トースト、ホットサンド・メーカーを使ったホットサンド、クラブハウスサンド、ホットドック・・・ その他はなぜか思い出せない。今はそれぞれが大学で家を離れ、家族はそれぞれ一人暮らしをしている。 久しぶりに作ろうとすると、作り方がさっと出てこない。
私のクラブハウスサンドの具はベーコン・卵・きゅうり・トマト。どの順番でケチャップとマヨネーズをアレンジしていただろうか、思わず苦笑。
ああ、マヨネーズはきゅうりと卵の間に、卵とベーコンの間にはケチャップで、卵にはブラックペパーを少し効かせて・・・などと記憶が蘇る。
家族が少なくなり、遂には独りになって初めて家族の存在感だったり、ふとした日常の思い出を反芻できるものらしい。しかしなぜか失っているわけでもないのに、それは感傷的なほろ酸っぱさを伴っている。 料理はしなくなると腕が格段に落ちる。
なんとかしなくては。


ふと娘たちと、認知症への道を歩んでいく自分のために、レシピを残そうと思った。
いつの日か、そのレシピを見て、娘たちもまた自分の家族に作ってあげることだろう。
そんなことを思いながらなんとか出来上がったサンドイッチを頬張った。
とはいえ、自分のためだけの料理にも素敵なことがある。
自分好みの濃く苦いコーヒーを淹れても、誰も文句を言わないから。
ホットサンドメーカーはとっても便利。(パニーニ用でもOK)
私が良く作っていたのは、クロックムッシュで ロースハムとチーズ。アレンジとしてお勧めなのは、ツナとコーンの組み合わせ、スパゲッティの次の日の煮詰まったミートソースも美味しい! まあ、これはタコスでもいける。中に新鮮な野菜たちを挟むのも意外とOK ♪
出来上がりは少し大きめのプレートに乗せて、フルーツでアクセントを。トマトの美味しい季節は、トーストオントマト。
食パンに薄くバターを塗り、薄めにスライスしたトマトをたっぷり乗せ、トマトの甘みにあわせ軽く塩コショウ。ほんの少しパルメザンをかけてトースターへ。トマトの嫌いな私が美味しいと思ったのだから。これはフランスパンだとワインが欲しくなる。
こちらはトマトの赤が引き立つグリーンサラダでプレートにアクセントを。

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