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家の坪単価

公開日: 2007年06月12日
私は良くセミナーで、「あなた自身が一番長く居る場所にお金をかけなさい!」と話します。
そうすると、多くの人は「じゃあ、リビングですね!」と答えます。でも、本当にそうでしょうか? みなさん、ほんとうにリビングに長居していますか?
ある人は、キッチンかもしれないし、ある人はダイニングかもしれない。
ある人はベランダかもしれないし、ある人はお風呂かもしれない。
その長く居る場所とは、「家族のために家事をしている場所」という意味の場所ではなく、「自分のために自分が寛ぐ場所」という意味なのです。そういう場所にこそこだわりを持ち、結果的にお金をかけるという考え方が一番満足のいく家作りになるのではないでしょうか?  お料理を作るのが楽しい人はキッチンに、気軽にお茶を楽しんだり本を読んだりするならリビングよりもダイニングのほうがカジュアルにできそう、ゆったりと音楽を聴くならリビングで、ガーデニングや外の景色を楽しむ人ならベランダやデッキや庭に自分の居場所があるはず。だったら、その場所こそ楽しい空間にしたいものです。モデルハウスは、すべての場所にこだわりをもって作っていますから、どこも素晴らしく、それゆえに、非日常になってしまいがち。

 私だったらどうでしょう。
私の大好きな場所は「お風呂」と「ベランダ」
なぜならお風呂は大好きで2時間でも入っていられるし(たぶんサウナとテレビと岩盤浴をつけたらもっと)もしかしたら仕事もそこでするかもしれません。(アイデアが出るのはいつも其処)、ベランダは小さなコンテナの草花たちが大好きだから、陽が射し水遣りを終えるとしばらく眺めたりしています。
そうなると私が家を作るときは、バスルームとデッキは繋がっていて、とても広いものになるでしょう。総予算というものがありますから、他のところは極力コストを抑え、お風呂にそれらの設備を付けるとしたら・・・(サウナ・ジャグジー・シャワー・岩盤浴・テレビ・音響システム等)この場所に限っての坪単価は○百万円になるかもしれませんね。
これは極端な話ではないんですよ、私はいたって本気です。
だって、自分のための家なのだから。と、こんな調子で家族がそれぞれ主張し合い、折り合いを付けていくわけですね。
平均的な坪単価よりも、こだわりの坪単価をポイントに家作りをして見ましょう。
きっと楽しいですよ!

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