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鬼門について

公開日: 2007年06月21日
日本の家相学では、鬼門(北東)と裏鬼門(南西)をとても怖い方位と位置づけています。
新築やリフォームの方の中には、「北東にトイレがあるから主人が事故にあう」とか「北東に玄関があるから家運が傾く」とか「南西にキッチンがあるから妻が病気になる」などを心配する人がいます。 実は風水には鬼門・裏鬼門の概念はありません。意外なようですが、北東も南西も悪いわけではないのです。
 方位にはそれぞれ象徴される意味(象意・しょうい)がありますが、風水ではどの方位にも他の要素との相対関係においてエネルギーが吉にも凶にも転じると解釈します。
また風水はあくまで個人のパーソナルなデータ生年月日や性別から導きだされる「本命卦・ほんめいか」によってチェックをします。間取りの場合は、その人の吉方位には寝室などを、凶方位にはトイレ・水周りなどを配置することを基本に考えます。
もちろん、家族が沢山いると、全体の配置も複雑になってきますから、優先順位を考えますが、けっして単純に方位だけで良し悪しは語りません。
 では、自分の吉方位にトイレがどうしても来てしまった場合は逃げ道が無いのかというと、そこでラッキーカラーの登場です。北東のラッキーカラーである白を基調に設備を選んだり、空間の内装の仕上げに浄化作用の高い素材(炭素材や珪藻土、セラミックでも調湿効果の高いものや自然素材等)を使ったり、季節の生花、グリーンを置く、コーナーに炭や盛り塩をする、などを行います。同様に南西に水周りが来ても同じです。南西のラッキーカラーはオレンジです。

では、風水で鬼門・裏鬼門のような嫌な方位が無いかというと、実はあります。
それは、各方位の境目。境界からそれぞれ3度ずつ合計6度の範囲は、方位のエネルギーが定まりにくく嫌な方位なのです。
このように風水と家相は色んなところで違いがあります。

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