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水周りの忌むべき場所

公開日: 2007年07月11日
水周りの場所について質問をよく受けます。リフォームの場合は必須項目です。
やはり、鬼門(北東)や裏鬼門(南西)にガスレンジやトイレの便器があると、必ず設計変更の話になるようです。鬼門・裏鬼門については前回お話しましたね。結論から話すと風水ではその概念はありません キッチンですが、現在はIH調理器の普及が広まり、清潔な空気環境になってまいりました。
(と言っても、ガス調理器が悪いわけではありませんが、水蒸気の発生が少ないだとか汚れが少ないと言う点では勝っているようです)しかも、キッチンメーカーの最近の設備機器はとてもおしゃれでカラーバリエーションも豊かに揃っています。昔の「かまど」と言われていた時代の台所とは様変わりしている。もはや家のステージにふさわしい立派な風貌を持っています。
トイレはというと、これまた進化し続けている。センサーで蓋が開いたり閉まったりするもの、音が静かなだけでなく、素敵な癒しの音楽を流してくれるもの、トイレが勝手に自分で綺麗に洗浄するものまで出てきました。スタイルもタンクレスやワンピース型で素敵、カラーのバリエーションもあるし、驚くのはすぐに尿酸値を計算しデータをパソコンに送り健康管理までしてくれる頭のいいトイレまであります。風水的にはトイレは財運を流したり健康運を下げたりすると言われていますが使用後きちんと蓋を閉め、いつも清潔に換気を良くし、空間を活き活きさせることでマイナス要素をプラスに転換できます
 バスルームはどうかと言いますと、これこそ既にリラクゼーションルームという顔になり市民権を得ていますね。設備メーカーの企業努力ということだけではなく、私たちのライフスタイルが変化したのが大きな要因でしょう。
現代の日本人はやっと豊かに贅沢に暮らすという本当の意味が分かってきたようです。このような水周りにこだわることが今後、住まいの格付けになっていくことでしょう。
では、水周りについて風水で気にすべきことはなにかというと、なるべく自分の凶方位に水周りを配置すると言うことです。これは一緒に暮らす家族が多いほど調整が複雑になりますが出来ることです。また家の中心(太極・たいきょく)に置いてはいけません。
最後に、水周りは使いやすさ、楽しさをぜひ追求したい設備です。方位の概念に縛られて選択肢を狭くするのはとても残念ですね。水周りを充実させ豊かに暮らしましょう。

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