ご存知ですか!?今時の神棚と仏壇について

仏壇

仏壇は和室に設置する場合が多いですが、その場合鬼門に置くのは私も避けています。というのも、本人たちはどうであれ、必ず身内からNGがでます(笑
誰からでもケチがつくと嫌なもの。
『本人たちはとたんに気になりだす→マイナスの気が生じる』ということになるわけです。
嫌な要素はなるべく排除し、どこからも文句を言われない間取りにしよう！というのが藍鳳流。したがって鬼門ライン上は避け少しずらします。
しかし、南西に和室を配置するケースはかなり多く、床の間をイメージするとどうしても裏鬼門あたりに仏壇が来てしまいます。かといって床の間のディティールを崩したくないのも人情・・・。なかなか調整が難しいですね。

次は仏壇の向き。
家相学では向きは南か東か南東しかダメだと言いますが、西や北西でも良い場合もあります。また部屋全体とのバランスも大切。ケースバイケースです。

最後に一階の仏壇を二階の人が踏むのを避け、二階を乗せないプランがあります。
あくまで施主の意向を重視する必要がありますが、狭小地の場合はそうもいかないでしょう。いっぱいいっぱいに部屋を設けますし、総二階の家も多いものです。
その場合は仏壇の上階をなるべく押入れやクローゼットにします。（押入れやクローゼットを勧めるわけではありませんが、踏むよりましだと皆さんおっしゃるのです）。それも嫌な場合は仏壇の上部に家具を置いたり、観葉植物を応急的に置いたりします。

マンションなどは最上階でない限り、踏まれる可能性は出てきますから、仏壇の上部に「雲」や「空」などを書く人もいますね。マンションで良ければ戸建でも良いのではないかと言いたくなりますね。

場所よりも大切なことは、心を込めて先祖を奉る気持ちと、日々の接し方でしょう。
あまり寂しい部屋にしては、それこそ風水は悪くなり家運に良くありません。

神棚

最近のおうちでは必ず神棚があるとは限りません。
神棚はあくまで宗教と関わりがありますから、他人に設置を強要されることではないでしょう。神棚は通り抜ける場所の上には置いてはいけません。またなるべく玄関の向きと合わせます。仏壇と同じで鬼門ライン上に置く、神棚と仏壇を向かい合わせに置くのは避けましょう。