いのちのリレー

私が通っている歯医者さんでのエピソードです。
アットホームな雰囲気のその矯正歯科はときどき患者さんに新聞を作ってくれます。
私はその記事を読むのがとても楽しみなのですが、昨日このような記事を読みました。
院長先生の家は3人の子供たちと奥さん（副院長）で5人家族。可愛いワンちゃんが1匹居ます。 そのワンちゃんのトイレの世話をしているのが院長で、いつもワンちゃんのウンチを庭に埋めていたそうです。ものは考えようで肥料を撒いていると思えば、土地も肥えてくるのだから何か植物でも植えようかということで食後にスイカの種を植えたそうです。
すると、なんと芽が出て成長し、小さなスイカが出来たそうです。しかし良く見ると、そのスイカの横に小さなトマトの実が・・・。
院長に聞いてもトマトは植えていないと言います。不思議に思っていたところ、あることを思い出したのです。
そう、ワンちゃんがトマトが大好物だったことを。
そうなんです、ワンちゃんのウンチにトマトの種が残っていて、そこから命が再生したのでした。もともとスイカの種も院長が「ペッ」と口から吐いたもの。その2つの小さな命の種が再び芽吹いたのでした。家族みんなで、自然の命の逞しさを感じた一日でした。
以上（奥様記）
そこには人為的な意図などなく、万物全てが自然と命のリレーをしているのだと私は感動しました。小さな命が小さな命に気付き、それ同士が紡がれて地球と言う大きな命の布に織りあがっていく。全ての命は次の命へ繋がっている。まさに「気」のエネルギーがもたらす神秘です。この記事を読み終えたとき、なぜかとても温かな気持ちになれました。
病院の皆さん、次の新聞も楽しみにしていますね･･･。

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