モーターショーの上で、“道守”会議

この週末は、「福岡モーターショー」に行かれたファミリーも多いのではなかったでしょうか。かく言う私も、福岡国際会議場へ…でも車を見に行ったのではありません。５階で「みちづくしINふくおか　道守九州会議交流会２００７」が開かれたのでした。
（ハンドルネーム：たんたんミッキー）
九州各県の「道路」を舞台に活動している人々“道守”たちが集う、この会議。
さまざまな専門家や有識者が、よりよい道路のあり方について意見を出し合ったのはもちろんですが、
中でも好評だったのが「未来を担う子供たち」と題した報告会。
九州各県を代表する小中高生たちがステージに並び、
それぞれ「わたしたちの道」を良くするために行った取り組みを紹介してもらいました。

コーディネーターは、NPO法人男女・子育て環境改善研究所の濱砂圭子理事長（弊誌編集長）。
それまでの静か（すぎたよう）な場内の雰囲気がガラリと変わり、笑いを交えながらの楽しい報告会になりました。それにしてもさすがに各県代表の小中高校だけあって、とても素晴らしい取り組みばかり。
会場の大人にクイズを出してくれ盛り上がったり、○○レンジャーのマスクまでかぶってくれたり、なかなか演出効果抜群のチームもありました。

大人だと、つい穿ったような視点も入った報告書になってしまいそうなところを、子どもたちがとっても素直な目線で、活動に取り組み、まとめ、方向性を見い出していたところに、今さらながら「その通り」と相槌を打つのでした。

車は、道路がないと走れませんね。
本当の意味で、道路を守っていこうという“道守”活動を、みんなで支えていきたいですね。