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旅のエコロジスト…松本英揮さんから…

公開日: 2008年06月11日
皆さん、こんばんは
アラビア半島の砂漠を200kmチャリで走って帰国しました。
今回は南アフリカの米ぬかエイズプロジェクトの受け入れを探しに行ったのですが、世界一危険な国に平和省を創ろうという白人女性カレンさんと出逢え、心ある人たちを紹介頂きました。すぐに実行とまではいかないまでも、良い関係が築けたのは大きいです。 子供の頃からの夢だったパワースポット喜望峰までチャリこいだ時に霧が晴れました。治安の悪いヨハネスのスラムも訪ね、アパルトヘイトで白人に銃撃された中学生たちの痛ましい過
去を知りました。うちの息子唯人と同い年13才のヘクター君が最初に撃ち殺された写真は壮絶でした。しかし、若い彼らの勇気と命が国を変え人種隔離政策が終わりました。

帰りにアラビア半島で降り、ドバイ~アブダビのこの世の最後と思われる砂漠の大開発現場をチャリで実感しました。41℃の灼熱にぶっ倒れそうでガソリンを買わないのにGSで水をぶっかぶって走り、ハンバーガーも買わないのにマックのソファーで11時~2時まで熟睡して体力を温存し涼しい時間帯(それでも38℃)に走り、バングラデシュなどの貧しい国から来た労働者に粗末ながらありがたい小屋で泊めてもらい(お金を持たない労働者たちは本当に親切でした)マスダール計画(産油国に出現した石油ゼロ都市・考えられますか?)のあるUAEの首都アブダビに200km走って着きました。
アラブの石油富豪がオイルマネーで何にもなかった砂漠に突如、世界一の高層ビル(800m・180階 しかしサウジには1マイル(1,600m)ビルの計画あり)や数え切れない摩天楼を建て、ルーブル美術館やMIT(マサチューセッツ工科大学・アメリカNY)の姉妹校をなど世界の美味しいところを誘致して日本のゼネコンなどをいいようにアゴで使い、世界中の富豪がそれに投資する・・・一番値段の高いホテルは1泊150万円・・・そんな世紀末を目にしました。
地球最後のバブルかな。。。さらに世界は中国とアラブに2極化している事も感じました。

とにかく涼しい日本に帰り、冷たい麦茶とうどんに幸せを感じています☆英揮
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