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STOP! 児童虐待数

公開日: 2010年07月29日
今朝のニュースや新聞にも載っていましたが、 100729oreng.jpg
昨年度の児童虐待による相談数が
過去最多の4万4000件だったそうで、
福岡市では急増中とありました。

北九州市は316件(16%減)でしたが、
福岡市は495件で153件増加(約45%)でした。

福岡市の増加は、昨年度に6人の子どもが
虐待で亡くなっている影響で、
関心が高くなっているのでは?との分析でした。

では児童虐待とはどんなことを示すのでしょうか?
児童虐待は大きく分けて4つ
・身体的虐待
(たたく、ける、激しくゆさぶる、水につけるなど)
・性的虐待(性的暴行、性関係の強要など)
・養育の拒否や放置
(食べ物を与えない、衣服をかえない、学校に行かせないなど)
・心理的虐待
(存在を無視する、おびえさせる、暴言をあびせるなど)

です。


では虐待はなぜ起きるのでしょうか?
その理由はさまざまで、
子育て中に抱えるストレスや思い込みから発展しているようです。
例えば
・子どもの行動が気に入らない。
発達が遅れているのでは?(子どもとの関係)    
・夫婦の不和。近隣とのトラブル。
経済的不安定(生活上のさまざまなストレス)    
・話せる友人、子どもの世話を頼める人がいない。
(社会的孤立)    
・自分自身の育ち方、親との関係についての問題など。    
・他の人は完璧に育児をしている。    
・自分だけがうまく子育てできていない。    
・自分の子どもだけがうまく育っていない。    
・子どもの行動で自分が評価されている。   
・私には、親の資格がないなど。    
   
これらのストレスを一人、または親だけで抱え、
解決・発散できないゆえに
『子どもへ当たる』行動へつながるそうです。
       
子育ては親だけでは出来ません。    
この流れを絶ち、虐待を解決するために、
周囲の理解と適切な協力が絶対に必要です。

福岡市では育児の悩みを24時間相談できる
電話相談窓口があります。
・子ども総合相談センター(えがお館)
TEL092-833-3000(24時間受付 年末年始除く)

また、
NPO法人ふくおか・こどもの虐待防止センター
でも電話相談を受け付けております。
TEL092-738-7404
(火・水・土曜 10:00〜14:00 祝祭日・年末年始除く)


周りに相談できる人がいない方や、
こんな事で?と相談してよいのか悩んでいるかたも、
まずは気軽に相談してみましょう。


さらに、福岡市では
子ども虐待防止シンポジウム
虐待死0のまちをめざして
〜つながろう 子どもの笑顔のために〜
日時:8月10日(火)
会場;エルガーラホール大ホール(8F)
参加自由(無料 申し込み不要)

を行ないます。
詳しくはこちら。

一人で抱え込まず、
みんなで育児をしていきましょう。

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【参考】
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/187469
http://www.apca.jp/

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