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愛宕小学校の食育の取り組みのご紹介です♪
公開日: 2013年03月30日
こんにちは!子づれ DE CHA・CHA・CHA!編集部です★2月末に「福岡小学生新聞 We can!」を発行しています。
春休み前に県内の小学校等で配布をしていただきましたが、
もう読んでいただけましたか?
「こんな記事が読みたい!」「これがおもしろかった!」など、
ご意見、ご感想がありましたら、編集部までお寄せくださいね。
また「こんなにがんばっている小学生がいるよ!」などの情報もお待ちしています。
今号には、愛宕小学校が食育の一環として行っている
「弁当の日」の取り組みについての記事が掲載されています。
「弁当の日」は、普段の昼食で給食を食べている子どもたちが、
自分たちがつくったお弁当を持ってきて食べる日です。
最初は子どもたち、またその保護者の方々から
戸惑いや不満の声もあがったようです。
ただ、取り組みを続けるにつれ次第に楽しみになっていき、
家族の会話も増えたというお家もあったそう。
卒業間近には凝った内容のお弁当がたくさん見られるそうですよ。
記事はこちらからも読めるので、興味のある方はご覧ください!
福岡の小学生の「食」に関する意識調査も興味深いですよ。
⇒ 福岡小学生新聞We can!
この「弁当の日」の取り組みを実践されている
愛宕小学校の稲益先生による「食育」のお話を
2/25、愛宕公民館にて伺ってきましたので、
今日はその報告をしますね。
この日の対象は0~3歳のお子さんを持つ保護者の方や妊婦さん。
「弁当の日」のお話を交えながら、
子どもへの食育についてお話ししてくださいました。
「弁当の日」の取り組みを始めた際に、
田畑が一枚もない愛宕校区で、どうやって食育を伝えていくのか、
ということが課題の一つとしてあったそうですが、
子どもがつくってきたお弁当の中にその答えがあったそうです。
牛丼やそうめんなど、ユニークなメニューがたくさん並ぶなか、
自分で釣った魚をさばいて料理したお弁当がありました。
「愛宕には魚がある!」とそのお弁当から教えられ、
その後先生は「魚さばき講座」も定期的に開催されています。
親が魚を三枚にさばくところを普段から見ていたら、
子どももお手伝いのなかでできるようになりますが、
今は魚を家でさばかない親も多いとのこと。
共働きなどで十分に食育をできない家庭が増えてきているため
幼稚園や小学校などが代わって取り組もうというのが最近の社会の流れになっていますが
本来は家庭で伝えていくもの。
もしママたちができないことやわからないことがあれば、
親や公民館などで出会う地域の方々など、
先輩方から知識をどんどん得るようにしましょう、
と稲益先生はおっしゃっていました。
また、先生の経験上、
朝食にパンよりもお米を食べた方が腹持ちがよく、
子どもたちの集中力も続くのだとか。
学習への効果だけでなく、パンだとおかずをとらなくなるなど
栄養のバランスに偏りが生じる場合もあり、
砂糖や塩、添加物の入っていない自然食であるお米を食べた方が
健康にも良いとのことです。
もちろん、子どもだけでなく、
親も取り組む姿を見せていかなければいけません。
ただ、「大人は50%の食育を心がける」というのが先生の極意です。
大人になると、勉強や仕事が免罪符となり
正しい食生活をしていなくても罪悪感を持たないようになってしまいますが、
そこはきちんと戒めて、ただ心と身体の栄養のバランスを考えて、
たまには出来合いのものやお酒をとることもOKとして
継続していくことが大事なのだそうです。
そして気になる子どもの食育。
まず味覚が形成される2歳までは、100%をめざしたいとのことでした。
自然なもの、季節のものを三食きちんと食べさせること、
たったこれだけがとっても大変なのも事実ですが、
この年齢にしか身に付けられない味覚を形成していないと、
食を楽しむことを知らない大人になる可能性も!
幼稚園から小学校入学までの子どもには70%の食育を。
子どもにもつきあいはあるため、
例えばお友達のお家でいただくおやつなどにまで敏感にならず、
また、たまには便利なものに頼ってもOKとしておくと、
保護者の方にとっても負担になりすぎないですね。
中学生になると部活や勉強で子どもの方が途端に忙しくなり、
食育に力を入れることが難しくなるケースが多いので、
食品の知識や料理の基礎、マナーなどは
5、6年生で根を詰めて身に付けさせるといいようです。
きちんと家族で食卓を囲み、食事を楽しむことで、
自然と身に付くこともたくさんあります。
いずれ子どもが食を楽しむことを覚え、
またその子どもへと伝えていけるようになります。
「親が責任を持って、命をつないでいくことが食育、ひいては子育てなんですよ」
という先生の言葉がとても印象的でした。
帰り際、年配の女性の方に声をかけられました。
その方は「この後、お昼に何を食べるかちゃんと考えなきゃね」
と楽しそうにおっしゃっていました。
食べることは、生きること。
食べることを楽しむと、人生も楽しくなりますね。
そういうことを子どもへ伝えていくのも食育なんだと改めて感じました。
子育て真っ最中のママたちにも、
ぜひ子育てを見つめ直すきっかけに
食育についても考えてみてほしいと思います。
また誌面でもいろいろと取り上げていきたいので、
食育についての疑問などがあれば
どんどんお寄せくださいね!
お待ちしてます★



