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今年のアカデミー賞4部門にノミネート!『リリーのすべて』試写会に参加しました
こんにちは。『子づれ DE CHA・CHA・CHA!』編集部です。
年が明けたと思えば平成27年度もあとわずか。
ピッカピカの一年生♪ でなくても春は背筋が伸びる季節ですね。
さて先日、映画『リリーのすべて』の試写会に参加してきました。
『英国王のスピーチ』や『レ・ミゼラブル』でアカデミー賞を受賞した
トム・フーパーの監督作品。今から80年以上前に世界で初めて
性別適合手術を受けた「リリー」を、一昨年『博士と彼女のセオリー』で
主演男優賞を獲得した英国俳優、エディ・レッドメインが演じています。

画家の妻・ゲルダから女性モデルの代役を頼まれたことを機に、
自分のなかにある〝女性〟の存在に気づいたリリー。
心と体が一致しない自身の混乱をはじめ周囲からの無理解や差別、
さらには精神病との診断を受けながらも、徐々にリリーとして
過ごす時間が増え、本当の自分として生きる勇気を得ていきます。

一方で、〝男性〟である最愛の「夫」を失うゲルダの苦悩や喪失感も
深く描かれています。その上ですべてを受け入れ、自分らしく生きたいと願う
彼女に寄り添い、一番の理解者であり続ける姿に、
人を愛するということはどういうことなのか改めて思い巡らされました。

日本でも1990年代後半から性別的適合手術が行われ、2003年には
「性同一性障害特例法」が成立しました。支援団体の発表などによると、
誕生時に診断された性別と心の性別(性自認)が異なったり
違和感を持っている人は、300人に1人いると言われています。
「トランスジェンダー」というテーマは決して縁遠い話ではありません。
劇中、リリーは、「毎朝、今日も一日(男性である)アイナー・ヴェイナーで
在ろうと決意していた」と子どものころからの苦悩を語ります。
もし、お子さんや周囲の方がそんな生きづらさを日々抱えていたら…。
多様な性のあり方を認める社会を作るために自分はどんなことができるだろう…。
いろんなことを考えさせられる映画です。
繊細なテーマと同時に、何より、物語が進むにつれ女性としての
美しさを開花させてゆくエディ・レッドメインの熱演には目を見張ります。
本当に…ため息をつくほど超イケメンです…。
今月2月29日(日本時間)に発表される第88回アカデミー賞の
4部門にノミネートされている本作『リリーのすべて』、ぜひご覧ください!
『リリーのすべて』R15+
2016年3月18日(金)公開
http://lili-movie.jp/
配給:東宝東和



