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エマ・ワトソン主演!SNS社会の光と闇をスリリングに描く話題作『ザ・サークル』を紹介します

公開日: 2017年09月29日

 こんにちは!『子づれ DE CHA・CHA・CHA!』編集部です。

 ママ友との情報交換や便利な情報収集ツールとして欠かせないSNS。

筆者もTwitterやInstagramなどを駆使して、新しい話題に追いつこうと必死ですが(笑)、

上手に利用すれば楽しいSNSも、時に“つながり”すぎたことで

ちょっと怖い思いをしたり、違和感を覚えたりする時って、ありませんか?

これから子どもたちもSNSを利用するかと思うと心配にもなります。

 

 そんな、ネットとプライベートの区別が難しくなってきた今と近未来を

スリリングに描いた映画『ザ・サークル』が11月10日(金)に公開される

と聞き、試写会に参加してきました。

 

映画『ザ・サークル』メイン.jpg

 

 ユーザーのさまざまなデータを蓄積し、世界No.1のシェアを誇る

超巨大SNS企業「サークル」に採用された新入社員のメイ(エマ・ワトソン)は、

ある事件をきっかけにカリスマ経営者のベイリー(トム・ハンクス)の

目にとまり、「24時間、生活のすべてをネット上に公開する」という

新企画のモデルケースに抜擢されます。

 「すべてをさらけ出せば、世界はもっと良くなる」という理想のもと、

至る所に設置された超小型高性能カメラによって“共有”されたメイは、

瞬く間に1,000万人を超えるフォロワーを獲得。アイドル的な人気を博していきます。

 “善意”に基づいた更なる理想「全人類の透明化」を実現するため

SNSを活用して犯罪逃亡者や行方不明者を見つけ出すサービスの開発に

携わるメイ。その公開実験中、待っていた思いもよらない悲劇とは――。

 

映画『ザ・サークル』サブ1.jpg

 

 劇中、パーティー会場でもケンカ騒ぎでも、なにかが起きる度に人々がこぞって

携帯カメラで写真を撮り、黙々とネットにアップしていくシーンがあります。

このような光景はすでに今の社会でも起きていることで、

その後起きる悲劇と切り離してみることができませんでした。

ひょっとしたら個人情報は「集められている」のではなく、

実は自ら「差し出している」のかも……、そう気付かされたシーンでした。

 今の子どもたちは、もっと自分のプライバシーを他者と分け合うことを

躊躇なくやってしまう時代を生きるのかもしれません。

過剰な“透明化”は、安全につながるのか。

ネットとの付き合い方について、親子でゆっくり考える時間を持ちたいと思う

映画です。ぜひ劇場でご覧ください。

 

映画『ザ・サークル』サブ2.jpg

 

 

【ザ・サークル】

監督:ジェームズ・ポンソルト

脚本:ジェームズ・ポンソルト、デイヴ・エガース

音楽:ダニー・エルフマン

原作:『ザ・サークル』(早川書房)デイヴ・エガーズ

出演:エマ・ワトソン、トム・ハンクス、ジョン・ボイエガ、エラー・コルトレーン、カレン・ギラン、ビル・パクストンほか

http://gaga.ne.jp/circle/

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