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11月博多座公演「あらしのよるに」の上演を記念し、福岡・新天町商店街パレードが行われました!

公開日: 2018年09月06日
こんにちは!
『福岡小学生新聞 We can!』編集部です。
11月に博多座にて公演される新作歌舞伎『あらしのよるに』の上演を記念し、
8月31日(金)、主人公のオオカミ・がぶ役の中村獅童さんと
ヤギ・めい役の尾上松也さんによる福岡・新天町商店街パレードが行われました。
 
あらしのよるに_1.jpg
 
今回は、地元の幼稚園児さんと一緒に商店街を練り歩きました。
雨の中、二人を一目見ようと2,000人のファンが詰めかけ、
歌舞伎ならではの「萬屋(よろずや)!」や「待ってました!」という、
大向う(おおむこう)さんの掛け声が飛び交うなど、たくさんの人で賑わいを見せました。
あらしのよるに_2.jpg あらしのよるに_3.jpg
 
パレードが終わると、最後は時計台前の特設ステージであいさつ。
中村獅童さんからは、
「大好きな博多の街で、自分のライフワークとなっている『あらしのよるに』が上演できることがうれしいです!
ぜひ、皆さん観に来てくださいね。良い席はお早めに~!」とあいさつが。
尾上松也さんからも、
「博多座で皆さんにご覧いただけることがとてもうれしいです。
今回で3度目の公演になり、初演・2回目を超える演技ができるように頑張ります!
公演を盛り上げるためには、本日来ていただいた皆さんには、
ぜひ、友人・知人・隣人、皆さんを誘ってきていただき、
一緒に博多座を盛り上げてください!」と呼びかけました。
また、絵本『あらしのよるに』の作画を手掛けた あべ弘士さんもご登壇。
今回、博多座上演のチラシ・ポスターに使用されているイラストは
博多山笠をイメージし、新たに書き下ろしたビジュアルだとのこと。
 
あらしのよるに_4.jpg
 
今回の原作は1994年に出版され、日本中で愛読されている、
きむらゆういち作のベストセラー絵本『あらしのよるに』。
この人気絵本を歌舞伎化しました。
 
嵐の夜、暗闇の中で出会ったオオカミとヤギがお互いの正体を知らぬまま意気投合。
「あらしのよるに」を合言葉に再会した翌日、お互いの姿に驚きながらも友情を育んでいく。
登場するのは動物だけという絵本の世界を、
見得(みえ)やだんまり、義太夫(ぎだゆう)など歌舞伎独特の古典的な手法を駆使して、
ファンタジックな世界を表現するも、
セリフはわかりやすい口語、現代的なセンスの笑いを盛り込み、
誰もが楽しめる作品となっています。
初演の2015年京都の南座、翌年の歌舞伎座では札止め(満員)になったほどの
人気作品がいよいよ、九州初登場します!
 
前公演でもママと子どもが一緒に鑑賞することが多く、
退屈することなく、小さなお子さんも身を乗り出して見ていたそう。
「普段お芝居を観る時に、子どもが大きな声を出すと、ママが“しっ!”と言ってしまいがちですが、
この作品は気にせずに、笑いたい時に笑って、良い時は少しでも拍手してもらいたい」と中村獅童さん。
尾上松也さんも、「家族で観て、子ども、親のそれぞれがいろんな見方で楽しめる作品」と紹介。
 
親子だけでなく、三世代で楽しめる作品なので、歌舞伎が好きなおじいちゃん・おばあちゃん、
ぜひ、この機会にお孫さんに歌舞伎の魅力を伝えてみませんか?
歌舞伎デビューにピッタリの作品になっていますよ。
ご覧になった後は、お子さんと何を感じたかいろいろと話してみてはいかがですか?
 
あらしのよるに_5.jpg
 
新作歌舞伎『あらしのよるに』公演
会場:博多座(福岡市博多区下川端町2-1)
平成30年11月3日(土・祝)~11月27日(火)
昼の部 午前11時30分~/夜の部 午後4時30分~
※15日(木)夜の部のみ18時~
 
9月8日(土)10時よりチケット発売
観覧料:A席 15,000円   特B席 12,000円   B席 9,000円 C席 5,000円 
※本公演については4歳以上のお子さまも入場可能。(有料)
膝の上にお子さまを抱いてのご鑑賞はご遠慮ください。
お問い合わせ:博多座電話予約センター 092-263-5555 (10:00~18:00)
詳しくは
 
 
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