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夢をこの手に!目指せ東京オリンピック!【体操競技】米倉英信さん
公開日: 2020年02月02日
2020年、東京オリンピックはもう目の前まで来ていますね。その東京オリンピックに出場するために日々練習に励んでいる福岡の選手を取材しました
体操を始めたのは5歳。新しい技ができるようになることが体操の魅力
はじめての大きな試合は、選手コースになった小学2年生の時の市民総合大会。成績は下から数えるほどでしたが、体操がおもしろいと思い始めたのも、やはりこのころです。それは、毎日TVを見るのをがまんして練習したことで、いろいろな技ができるようになったから。体操の魅力は、新しい技ができるようになった時の喜びと達成感ですね。
毎日の練習で小さいことを積み重ねてきたからこそできる、難しい大きな技
体操の試合時間は全部足しても3~4分ぐらいです。その本番で完ぺきな演技ができるように毎日数時間も練習しています。
ぼくは、大技をやる時は、全く怖くはありません。それは、かんたんな技の積み重ねがあるからです。勉強も同じですよね。前回り、倒立、バック転、宙返り、ひねり技と段階を追って難しい技を体得していくので、恐怖心はなくなります。
勝つために難しい大技にチャレンジする
試合の時、得意の3回半ひねりを完ぺきに跳べば、最高難易度で6.0のスコアを出すことができ、他に負けることがありません。勝つために自分でどの技に挑戦するかを選んで練習しています。
今の目標は東京オリンピックに出て金メダルをとる事
オリンピックを意識し始めたのは、1年くらい前にあった全日本種目別で優勝した時からです。
みんなもよく知っている白井健三選手は、国際試合の経験も多く、体操に向かう心構えや人としての行動も素晴らしくとても尊敬しています。ライバルと言えば、やはり「自分自身」。体操は自分との闘いです。
みんなも、一つの事を続けていくと、自分の将来につながることを見つけられる
自分の得意な事や好きな事を継続してやることで、難しいこともできるようになり、いつか夢が実現できると思います。
忘れてはいけないと思うのは、習い事ができるチャンスを親が作ってくれたこと。僕も親にとても感謝しています。